食泊分離



今回のホテルは、一泊朝食付きが基本で、夕食は自由に選ぶことのできるシステム。車ということもあり、外に食べに出ることに。
予約を入れましたのは、車で15分ほどの強羅にございます、懐石花壇。以前、ランチをいただき、雰囲気がよく、なかなかに美味でしたのでこちらに。どうやらマネージャー氏が変わってしまったようで、サービスが前回よりも少々ばたついておりましたが、味付けはあっさり、量もちょうどよく、でまずは満足。
この、食泊分離。とてもよいシステムで、これから増えていくと思うのですが、気をつけなくてはいけないのが、夜の移動。箱根も奥までまいりますと、山の夜道は車がほとんど走っておりません。しかも、外灯の付いていない道路が多く、本当に真っ暗なのです。漆黒の闇。見えるのは自分の車のヘッドライトが照らす部分だけ。山道で急カーブも多く、鬱蒼とした林の中を進みますと、慣れない道ですので道がどちらに曲がっているのかも確認が難しく。靄がかかりはじめたりいたしますと、それこそ、崖や木に向かって走りこんでしまいそう。特に初めての土地では、ホテル、旅館から食事をとる場所までの移動が困難を極める、ということがないかどうかの確認をしてから、このシステムを選択したほうがよいようです。