タクシー料金の不思議



このところ体調を崩したこともあって頻繁にタクシーを使っているのですが、同じ目的地まででもずいぶんとその度に料金が違うものなのですよね。先日も、車一台がやっと通れるような細い路地を走っている時に「こんな道があったのですね、知りませんでした。この前乗ったタクシーの運転手さんは、この先の大きな交差点を右折して…」と言うと、「それはダメですね、遠回りです。この道は、運転手の間では使うのがあたりまえの道なんですよ。講習で、この道を使わないと遠回りしたな、と苦情がくる可能性がある、と教えられた道です」と胸を張る運転手さん。言われてみれば、その一方通行の路地はタクシーだらけでやや渋滞気味なほど。なるほど、と関心しておりましたが、料金を払う時に、ん?前回の、遠回りをしたはずの運転手さんは740円でしたのに、近道をしたはずの今回は1060円。あらあら、どうしたことでしょう。道の混み具合などでも変わるのでしょうが、たとえ遠回りでも、早くてお安いのがなにより。