安全対策あれこれ





久々に、郵貯インターネットホームサービスから送金いたしましたら、スパイウェアから情報を守る為として、“ソフトウェアキーボード”なるものでの、暗証番号とログインパスワードの入力ができるようになっておりました。マウスをあちらへこちらへと動かさなくてはいけませんので、「ちょっと面倒。これをすることによって、いったいどのようなスパイウェアから守られるのかしら」、と思いつつ入力を終え、情報を読んでみましたところ、

☆ マウスをクリックして暗証番号等を入力するので、代表的なスパイウェアであるキーロガー(パソコンに接続しているキーボードの入力情報を盗み取る)に有効です。
☆ マウスをクリックする際にキーの内容を隠す(「*」表示)ので、新種のスパイウェアであるスクリーンスクラッパー(クリック時の画面を画像撮影して、入力結果を盗み取る)に有効です。
☆ キーの配置を毎回ランダムに配置するので、新種のスパイウェアであるマウスロガー(クリックした位置を覚えて、キーの配列と照らし合わせて入力結果を盗み取る)に有効です。

とのこと。知らない間に、スパイウェアも、ずいぶんとややこしいことができるようになっていたのですね、びっくり。関心している場合ではないのですが。

次いで、JNBジャパンネットバンク)での振込みを済ませますと、こちらは、とても覚えられそうにもない、“ハードウェアトークン方式のワンタイムパスワード”というものが導入され、そのための装置、『トークン』5月ごろより順次配布される予定とのこと。

ハードウェアトークン方式のワンタイムパスワードとは キーホルダー大のハードウェアトークン(右図の装置、以下トークン)に1回限りの使い捨てのパスワードが表示されます。(表示されるパスワードは60秒ごとに変化します。)現在、お振り込み等重要なお取引の際にご利用いただいているIDカードにかえて、このトークンに表示される使い捨てのパスワードをご利用いただくことになります。

とのこと。ふぅぅん。新しい流れに付いていくのも、なかなか大変です。でも、ちょっと楽しそう。早くマイトークン、届かないかしらん。