ヴィトン 焼きあり、焼きなし



母のボストンバッグを、青山のルイ・ヴィトン・リペアサービス東京へ持ち込み、ハンドルの交換修理を依頼してまいりました。
金具ごと新しい部品に変えるという修理になるそうなのですが、そのままですとハンドルだけ、生成りヌメ革の白っぽい色のままになってしまうとのこと。色合いをできるだけ近づけるようにお願いしたところ、「では、焼きあり、で」と。焼き、とは申しましても、実際に革を焼くわけではなく、薬品や塗料を塗るのでもなく、専用の機械を使い、アメ色、茶褐色に変色を進めるのだとか。どういった機械なのか、ちょっとしつこく訊いてみたのですが、内緒なのかご存知ないのか、「特別な機械です」とだけ。生成りそのままですと、焼きなし。焼きあり、の工料は2割増し。
昨日預けて、修理完了予定日は5月1日。連休の旅行に使いたかったのですが、なんとか間に合いそうです。