不運な友人



娘の高校からの友人Bちゃんは、明るい性格でみんなの人気者。草津の音楽祭にも一緒にスタッフとして参加し、通っております音大でもマネジメントのサークルなどで活発に活動中。サントリーホールや芸術劇場などから、お手伝いや譜めくりの依頼なども多くあり、多忙な日々を送っているとのこと。
さて、このBちゃん。先日、あるコンサートでの譜めくりのお仕事に向かう途中のこと。大急ぎで自転車で駅に向かって走っておりましたら、突然一匹の猫が飛び出してきたのだそうです。慌ててブレーキを強くかけると、かなりスピードが出ていたため、なんと自転車の後輪が上がってしまい、そのまま顔から道路に激突。顔左半面、擦り傷、痣だらけに。それでもどうしてものお仕事でしたので、痛みに耐え、電車内での周囲からの「いったい何があったのかしら」という視線に恥らいつつもなんとかホールへ。きちんと譜めくりのお仕事を務め上げたとのこと。偉いです、譜めくりの鑑だわ。
Bちゃん。昨年末にも、お母さんに暖かな毛糸の靴下を買ってもらったのが嬉しくて、その靴下を履き自宅の階段を上機嫌で下りていたところ、足を滑らせ腰を打って尾骶骨にひびが入ってしまったとのこと。
他にも、ここでご紹介できないような(笑ってはいけないのですが、思わず笑ってしまうような)可哀相なお話がいっぱい。体も心も、大きな怪我をしないように気をつけてね、Bちゃん。