Quadrilla



クアドリラ。木製の組み換え自在な玉転がし(?)玩具、ドイツ製。シッターで伺ったお宅にあり、5歳の男の子と一緒に遊んでまいりました。1つ1つのパーツはゆるいはめ込み式。高く組み上げても安定感はありますが、さすがに少し強く触れるとガラガラと崩れてしまいます。
大人でも不注意ですと、例えば私など、ビー球を転がすのに夢中になって何回破壊したことか。心の中で呟きましたのは「注意深くないと全てを壊してしまう。でも、何事もやり直せばいい。(人生も)」。
さて、レールとレールを繋ぐカラーブロックは色ごとに役割が違い、どの向きに置くかによっても、玉が分岐したり、動きが変化したりしますので、上から下まできれいに落とすのはなかなかに大変です。慣れるまでは、組み立て方を細かく記した解説書とにらめっこで大人でもやっとやっと。ただ、完成したコースを100個ものビー玉が、スパイラルレーンをぐるぐると、レール上をカランコロンと美しい音をたてながら玉が転がり落ちていくさまは壮観。
時が経つのも忘れ、夢中で玉を転がし続けていた男の子。まだ両親に購入してもらって数日ということもあり、5歳児ではまだ自分で大きなセットを組み立てるのは無理でしたが、賢いお子でパーツの仕組みはかなり理解しているようでしたので案外、あっという間にオリジナルのコースを作れるようになってしまうかもしれません。美しい、楽しく、そして人生を知ることもできる、玩具です。
http://www.quadrilla.com/