最終電車乗り継ぎ



今日は、コンサートの打ち上げでとても美味しいお寿司と日本酒(福島の「大七」がなかなかでした)をたっーぷり。ではそろそろお開き、と時計を見れば、神楽坂は夜の12時。さて、タクシーかしら、それとも地下鉄東西線はまだ走っているのかしら、と改札までまいりますと、「大手町経由、東陽町行き最終電車、間もなくまいります」とのアナウンス。ホームへの階段をまるでシンデレラのように(やや美化。靴は足首ベルトタイプなので脱げることなく)走り降り、滑り込みで乗車。大手町までの間に携帯で終電検索をいたしますと、千代田線、代々木上原行きの最終に間に合いそう。ということで、真夜中の大手町の地下通路を、いただいた美しい花束片手にダッシュ。前を行く、無駄にじぐざぐによろめきつつ走る酔客を追い越し、後ろでバタッと転ぶ音がしても、冷酷に振り向きもせず、走る走る。お蔭様で、余裕で千代田線のホームに到着。大手町、12時28分発の最終電車に乗り込みまして、ほっと一息。口に入れたハーシーのアーモンドキスチョコの美味しかったこと。途中の各駅に漂う緊迫感と、車内に漂う気だるさと安堵感。最終電車、めったに乗る機会はございませんが、独特の雰囲気が、なかなかよいものです。