パナマ帽と日本刀



一昨日のこと。六本木velfarre前の細い道を自転車で走っておりましたら、前方に十数名の黒衣の集団が。男性ばかり、皆さん、茹だるような暑さの中きっちりと黒いスーツ姿。近づきますと、その中に一人だけ黒い着物に白い羽織、そしてパナマ帽姿の男性が。わぁ、まるで絵に描いたようなヤクザの親分さん。仮装行列か映画撮影か、とも思いつつ横を通り過ぎましたら、なんとその男性の手には立派な日本刀、日本刀!?。その瞬間、聞こえてまいりました会話は「…競売(けいばい)…」。どうやら本物のよう。いらっしゃるのですね未だに、いかにも、これでもか、といういでたちの親分さん。