地震とタクシー



今日は、ちょうど演奏の仕事に出かける直前に地震。会場に向かう時にはまだタクシーを拾えたものの、約2時間後、演奏を終えての帰りは見事に空車無し。15分ほど待ったのですが何十台ものタクシーが前を通っても全て実車か迎車。結局諦めて歩いて帰ってきてしまいました。
事務所の担当者は、ちょうど地震の時に表参道の駅を歩いていたとかで、「太い柱がみしみしいってすごく怖かったです。全線で運転を見合わせるとの放送が流れるなか、大慌てで地上に飛び出してタクシーで来ました」と。その後ずいぶん長く、地下鉄が止まってしまったようですね。娘も2時間半ほど地下鉄に閉じ込められたとか。
この時間は、もう通常モードに戻り、空車も多く見かけられるようですが、もしも大震災にみまわれたら交通手段はどのようになってしまうのでしょう。今回の地震で、この交通に関してだけでも、「地震に備える」とはいっても、人間が地震に対して備えられることには限りがあるように感じました。