アサヒビール芸術賞

本日は夕方から社長の代理で、アサヒビール芸術賞の贈呈式・祝賀会へ。会場はあのビールビル、アサヒビール吾妻橋本部ビルのロビー。アサヒビール芸術賞は2003年に創設されたばかりで、今回まだ第二回。「ジャンルを超えた斬新な芸術活動の可能性を発掘し、あわせて、一般に理解されにくいといわれている新しい芸術活動の社会化を促進することをめざしている」とのことで、今回の受賞は、演出家の宮城聰さん、文化機関のCAP、美術家の小山田徹さん。
贈呈式には少々遅れてしまい、ちょうど会場に着いた時には受賞者でもある宮城聰さんが率いる劇団、ク・ナウカのパフォーマンスが始まるところ。宮城聰さんの手法は、人形浄瑠璃のように、演じ手と語り手を分けて「二人一役」で上演するという独特なもの。緊迫感漂う、不思議な舞台を楽しませていただきました。
会場では昨年のアサヒ・アート・フェスティバルで知り合った「年間を通して、毎週一回コンサートを企画主催している」というパワフルな女性に再会。他にも大学で仏教経済？の研究をなさっている方や、美大を出て就職をしてまた美大に通っているという方など、普段なかなか接点のない方々とお話ができて楽しいひと時を過ごすことができました。