ミュシャ展



週末は東京都美術館で「ミュシャ展」を見てまいりました。ミュシャ、人気があるのですね。絵画展といたしましては、大阪万博モナリザを見た時以来の大混雑。若人が多いのにも驚きました。好青年ももちろん多ございましたが、いつもは渋谷のセンター街を彷徨っているのでは?というような風情の男の子たちが、最前列で食い入るように作品に見入っているのです。ミュシャの作品の何が、彼らを惹きつけるのでしょう。
見ております時に後ろから聞こえてきた会話によりますと「ルーブルでもミュシャの前は日本人でいっぱいなんだよね」と。そうなのですか。確かに、構図の美しさや落ち着いた色合い、繊細さが日本の着物の絵柄に通じるような。美術界のお話には疎いのですが、世界的に、というよりも日本で特にファンの多い画家、なのかもしれませんね。