離れられない



今朝、電車から降りる時の事。私のすぐ前にいた女性が「あっ」と小さく叫び、突然走り出しました。驚いて何ごとかしらと見ますと、その女性の傘の柄が、乗換のために大急ぎで走りはじめた若い男性のバッグに、引っかかってしまっていたのです。男性は慌てているのかなかなか気が付かず、女性は傘を手放すまいと必死。まるで運動会の競技かなにかのように、20メートルほどは2人でホームを疾走。状況は違いますが「金のがちょう」のお話を思い浮かべてしまうような光景でした。