とまり木



ずっとそこにあると思っていた場所が無くなるというのは寂しいものです。社長が年に300日は通っていたのでは?という赤坂のバーが、来月でお店を閉じてしまう事になりました。マスターが体調を崩されたのがその理由。そのバーを覗くと、必ず誰かしら知り合いがカウンターで静かにグラスを傾けている。そういう場所がある、という事は幸せな事だと思っておりましたのに。常連だった方たちは、新たなとまり木を探して赤坂の街を彷徨う事になるのでしょうか。