ベンガラ



ベンガラについて、興味深いお話を教えていただきましたのでご紹介を。

船舶は、
その喫水線より下の部分は赤く塗られていることが多いですよね。
あの赤い色がベンガラです。
ベンガラは「酸化鉄」、イコール「錆」です。
いつも海水に浸かっている部分は錆びやすい。
普通のペンキを塗ってもすぐに錆びるのだから、
最初から錆(ベンガラ=酸化鉄=錆)を塗っておけば、
もうそれ以上錆びる心配はいらない・・・という発想です。
それが、船の喫水線より下が赤く塗られている理由です。

なるほど、あの塗料もベンガラでしたか。