ホテルアバンシェル赤坂 その3



牛の反芻のように連日ハワイの話を書き続けておりますが、今日は一休みいたしましてグランドオープンを4月17日に控えた『ホテルアバンシェル赤坂』無料宿泊モニター体験のお話を。

ユニークなホテルでございました。場所は赤坂の駅から徒歩2分と大変便利です。フロントでチェックインを済ませ、カードキーとアメニティセットを渡されお部屋へ。部屋に入り、照明のスイッチを入れましても反応せず、どうした事でしょう?と15秒ほど暗闇に佇むも、もしや!と再びドアを開け廊下の照明で壁をチェックすると、ありましたありました、カード差し込み口が。そう、キーを差し込まないと各種電源が入らないタイプです。

カードキーを差し込み早速入口の照明を灯しますと、入口横に下駄箱があり、どうやら部屋へは靴を脱いで入るよう。なんとなくマンションの玄関のようです。廊下を通り中に入りますと、入ってすぐに壁一面の大きなクローゼットと、ミニバーのある部屋が。電子レンジもございます。奥に入りますと、ダイニングセットとソファー、文机などが置かれたリビング。そしてその更に奥にベッドルームととバスルーム。広いですこと。ベランダもあり、正面に六本木ヒルズが見えます。(勤めております会社も見えました)ライティングも素敵

5種類のインテリアから好みのタイプを選べるようなのですが、今回はもちろんお任せで、バリのヴィラをイメージしたという[ESOTICO(エソティコ)]。防音がしっかりとしているのか外の音も、他の部屋からの音もまったくせず、とても静かでくつろげるお部屋です。

いただいたアメニティセットには数種類の入浴剤やヘアバンド、洗顔用泡立てネットまで入っておりますし、ドライヤーがイオンドライヤーなのも女性には嬉しい心遣い。冷蔵庫にはご自由にどうぞ、とコラーゲン入りのお水も。泡風呂に入り、テレビを観、本を読んだり、マニキュアを塗り直したり…とのんびりと過ごさせていただきました。少々残念でしたのは新建材臭と申しましょうか、まだ工事中の場所もありますので塗料などの臭いがかなりした事。まあ、これはグランドオープンまでには落ち着くかと思います。

中央にピアニストの姿が

今回宿泊いたしましたのは9階のお部屋。エレベーター前にはこの絵が飾られておりました。どなたが描かれたものなのでしょうか、とても素敵。おそらく各階に数字の絵が飾られているのでしょう。そういえば、エレベーターを降りるとマンションの外廊下のように外の景色が見えてびっくり。もしやこのアバンシェル、外装といいお部屋の作りといい、もとはマンションとして計画されたものを途中からホテルにしたのでは?…と思えてしまう、本当にユニークな作りでした。

でも、高級と言われるホテルでも外の騒音や隣室の音が気になる事が多いものですが、都心にありながらこのアバンシェルの静けさは貴重。会社まで5分というのも便利ですし、また、機会がございましたら是非お泊まりしてみたいホテル、でございます。

※追記 高橋美樹さんという方の作品のようです。