警備員



明日は娘の男友達、彼氏ではなくお友達、が遊びにまいります。以前遊びに来た時には、ベートーヴェンソナタを演奏してすっかり母や義妹の心を掴んでしまった彼。なかなかに魅力的なキャラで、驚くような話もいっぱい。

つい先日まで、ずっと年齢を偽って警備員のアルバイトをしていたのですが、窃盗犯だかを捕まえたら警察で事情聴取をされ、実年齢がわかり警備員を解雇されてしまったのだとか。わはは。笑っては可哀相ですが職務を全うしたばかりに、しただけなのに、お気の毒な。

もう一つ、春から大学生になるのですが、山手線沿線の駅のすぐ近くで3万だか4万だかの安いアパートを見つけたそうな。え、そんなに安いなら私も引っ越そうかしら、と思いましたらなんと「前に住んでいた人がロフトから首をつった」物件だとか。どうせ噂が伝わってしまうので不動産屋さんもこういった情報は公にするのだそうですね。ぜんぜん気にしないからそこに決めるそうですよ。うぅん、若いと申しましょうか、キモがすわっていると申しましょうか。

明日も何か希望は?と訊ねると「では八海山を」と。はい、ちゃんと一升瓶で用意してありますよ。(ええと、彼はおいくつだったかしら…。)