明石



一日お休みをいただいて、帰りに明石の伯母のところへ遊びに行ってまいりました。明石。長く渋谷に暮らしておりました伯母が老後を過ごすのに選んだ土地ですし、神戸にも近いので、お洒落な町を想像しておりました。が、鄙びた漁師町なのですね。食べ物は美味しいし、庶民的でとても暮らしやすいのだとか。フィットネススクールや古典のお教室に通い、一年に一回は半月ほどヨーロッパ旅行。81歳の伯母は、表情豊かで生き生きとしておりました。

写真は「魚の棚市場」。「うぉんたな」と最初にこの市場の事を知人に教えていただいた時には何語かと思ってしまいました。(そう、風の吹き抜ける市場を一人歩きながら「ウォンタナの風に吹かれて、だわ」などと自分の思いつきに感心したりして。)楽しみにしておりました「明石焼き」は「わざわざ食べに行くほどのものではない」という伯母の一声で却下に。お薦めの「明石の焼き穴子」をいっぱいお土産に持たせてくれました。お丼にしても、お茶漬けにしても、お寿司にしても、香ばしくて素晴らしく美味しかったです。おご馳走さまでした。