神様へのお願い



昨夜も何度か書きかけたのですが、どうしても書くことが出来ませんでした。気持ちを整理する為にも、書き記しておきたいと思います。

昨日は少々仕事が延びましたため、社長と二人で軽く食事を済ませた後、社長行きつけのバーのカウンターで飲んでおりました。そこへ、会社のスタッフの女性がまいりまして隣の席に座ると、突然カウンターに伏して「もう私どうしたらいいのかわからない」と。いつも明るく元気な方なので驚いて、皆で何があったのかを訊ねると「娘が癌なんですって。さっきお医者から電話があったの。第3ステージで数値があまりに悪いって。まだあの子、23歳なのよ。あんなに子供が大好きなのに…」と。

先日の公演の時にもアルバイトで受付のお手伝いをしてくださった、可愛らしいお嬢さまなんですよ。とても感じのよい、優しい雰囲気の、子鹿のような印象の。彼女の身体にそんな恐ろしい病気が潜んでいるなんて、本当に?彼女の気持ちを思い、「代われるものなら代わってあげたい」という母親の気持ちを思い、昨日は帰りの電車でも、家に帰ってからも涙を止める事ができませんでした。

神様へお願いいたします。どうか、彼女の身をお守り下さい。