魔法の鏡



某ヨーロッパ系ブランドのショップでの出来事です。試着室の鏡に映る自分の姿があまりに細くてまるでファッションショーのモデルのよう。おかしいわ、こんなにスタイルが良いはずがないもの、絶対におかしいわ。目の錯覚かとも思いましたが、どう見ても細過ぎるものですから近くにいた係の方に声をかけ「あの…この鏡って普通の鏡…ではありませんよね?」と訊ねると、笑顔で「はい、普通の鏡ではありません。ずいぶん違いますよねぇ。こちらの後ろの鏡に映った姿が本当の姿です」と。振り返りますと、そこにはいつもの私が。驚くべき技?を使っているショップがあるのですね。