読み聞かせ



子供達が読書をしなくなったと嘆かれているようですが、小学校4年の甥っ子は驚くほど良く本を読みます。特にファンタジーが好きなようで「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」など発売日を待って買って帰り、話しかけても聞こえないほど集中して一気に読んでしまうようです。小さい頃から母親が読み聞かせをしてあげていたのが本好きになった一つの要因ではないでしょうか。

娘が幼稚園の頃に読み聞かせをしていた絵本のなかで、私がとても好きだったのは岸田衿子さんの作品。「木いちごつみ」「ジオジオのかんむり」など何十回読み聞かせたことか。「ジオジオのかんむり」を最初に読んだ時など、声が震えてしまい最後まで読むのが大変だったのを思い出します。

甥っ子はたいへんな読書家に育っているのですが、姪っ子、パワフルな姪っ子は読み聞かせをしようとしてもじっと最後まで聞いていられないのだとか。まあ、まだ二歳ですのでこれからでしょうかしらね。そういえば、昨日この姪っ子を膝に乗せてテレビのニュースを見ておりましたら、画面に映ったマイケル・ジャクソンの写真を見て「あっ、おばさまぁー!」と。「え?ショック!マイケルに似ているって言われたのは初めてよ」と言うとにっこり笑顔で「おばさまの写真だったねー」とだめ押し。えーん、おばさま、マイケルに似ている?