りんご君



一昨日のパーティーのケーキはシンプルなショートケーキだったのですが、「けんご君、おたんじょう日おめでとう!」と書かれたチョコレートのプレートが乗っておりました。カナちゃんの鋭い視線を感じながらも、これは僕のだもん、とそのチョコを一口ぱくっとかじった途端「うわっはっはー」と笑い出したのです。笑い茸ならぬ、笑いチョコ?「なに、どうしたの?」と娘が訊ねると「り・・・りんご・・・ぎゃっはっは」と一人で大笑い。けんご君の視線の先を見ると、手に持ったチョコ。ちょうど「け」の上の部分を食べてしまったので「りんご君」となってしまっておりました。「うーひっひっ、り、りんご君、たんじょう日おめでとうって・・・あはは・・・ごほ、ごほっ」。咳き込むほど笑い転げるのは、喜び過ぎよ、けんご君。