愚痴



昔から、愚痴を言うのも、聞くのも、あまり好きではありません。

このところ、友人知人に「愚痴を聞いて欲しい」などと言ってはみているのですが、きっと実際にお会いしたら私は愚痴は言わないであろう、と思っております。状況説明、プラス、何かアドバイスがあればしていただく程度ですね、おそらく。

ぐち【愚痴】
1 [仏]理非のわからぬこと。おろか。
2 いっても甲斐のないことをいって嘆くこと。
         (広辞苑) 

なるほど。

では、今日は愚痴を一つ。裁判所の職員の方、大切な書類をなくさないでいただきたいです。今日は家庭裁判所へ行ってきたのですが、係員の方が、何と申し上げればよろしいのでしょうか、どうにも言葉がきつくなってしまいそうで・・・お話を解って下さらな過ぎです。

ちょこっとネットでお勉強をしていった私よりも、色々な手続きについてご存じないようで、もう戸惑うことしきり。どの書類に何を書き込むかについても、二転三転。

お預けしたはずの戸籍謄本を「受け取っていない。どこかに入ってるんじゃないの?良く自分の荷物調べてよ」とおっしゃるので、荷物をひっくり返して探しておりましたら「あ、○○さん。別の人の机の上にあったわ、これそう?」ですって。「はい、そうです。先ほど私があなたにお渡しして、他の係員の方に質問をしに席を立たれた時に置いてきてしまわれたんですよね。私が立っていた受付の位置からでは、戸籍謄本で飛行機を作って、上手に飛ばしでもしない限り、あの係員の方の机の上にそれを置くことなど不可能ですから。その前に、大切な書類を紛失したのですから、まず最初にごめんなさいでしょ?」と言いたかったのは山々でしたが「ああ、良かったです。では、手続きよろしくお願いいたします」と帰ってまいりました。

前途多難。言っても詮無いことですが。