A home of his own

以前某サイトで紹介されておりまして、機会があったら行ってみたいと思っておりましPRIVATE DINING 点(TOMORU)というお店。ちょうど近くまでまいりましたので立ち寄ってみました。

たいへん人気があるお店のようで30分ほど待たないと店内に入れない混雑ぶり。ひっきりなしにかかってくる予約の電話はほとんど「申し訳ございません、その日はもういっぱいです」と断っていたほど。
受付の男性が一人で、電話の予約から、お客様の出入りまですべてを一手に引き受けていたのですが、フロアの店員さんとの無線でのやり取りで「はい、もう後のお客様がお待ちでいらっしゃいますので、時間の延長は無理です。笑顔でにっこり、お断り申し上げてください!」と大きな声で言われたのには、待っていた人達皆で笑ってしまいました。

一人ダッチオーブン料理というものがあると聞いておりましたので注文してみたのですが、お味の方はまずまず。炙りタラバガニとアボガドのわさびマヨネーズロールはなかなかに美味しゅうございましたが、他に注文したお料理も飲み物も、総じてお味はまずまずといったところ。薄暗い照明にBGMはオペラのアリア、真っ赤なソファー、白い仕切りのカーテンといったお洒落な雰囲気が、お味よりも特に女性には好まれるポイントなのでしょうか。

雰囲気は良いに越したことはありませんが、私の場合はどちらかというと、美味しいお料理とお酒がいただける方がポイント高しです。