鈴木真砂女さん



俳人鈴木真砂女さんが亡くなられたのだそうですね。
享年96歳。最初の夫は失踪、そして再婚、離別、年下の妻のある男性との40年に及ぶ恋。ご自身で代表作に「羅(うすもの)や人悲します恋をして」という歌を一番にあげられたというほど辛い事もたくさんおありだったであろうその人生。2番目にあげられたのが、その人生の終盤、80歳を過ぎて詠った「今生のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)」という句だったとか。
いいですね。生きていくのは楽しく素敵な事ばかりではありませんが、私も潔く、凛として生きていきたいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。