こんなの射的じゃねえ!



と、射的コーナーのアルバイトのお兄さんが(お客さんがいない時にこっそり、真剣に)、怒っておりました。「だって見てみろよ。この距離だぜ、この距離」。確かに。
アークヒルズカラヤン広場で開催中の縁日の射的。打つ台と的がとっても近くて、銃を構えると的までの距離は5センチか10センチかといったところ。余程手元が狂わない限り、絶対に当たります。まさに百発百中。とってもお得。でもまあこの縁日、見回しますと、どうやら小さなお子ちゃま向けのサービスのよう。輪投げのコーナーも、立ち位置と狙うポールがものすごく近いので、絶対に狙ったポールに輪を投げ入れることができます。射的コーナーのお兄さんも、そういう縁日なのだと割り切って、子供達を喜ばせてあげたらいいのでは。でも、こういったところで甘やかされた子供達は、将来強い大人に育つことができなかったりして。縁日でお小遣いを巻き上げられたその悔しさこそが、ビジネス感覚を養う、のかも。