DECOUPAGE MOBILE



組み立ててみました。計算しつくされたものではないようで、メリーゴーラウンドを回る動物達を支える棒が長過ぎて足が床に横たわってしまったり、丸い屋根の飾りの長さが足りずに隙間が開いてしまい、一度剥がして屋根の縁を少しカットして貼り直したり。MOBILEとは名ばかりで、どこも動かなかったり。昔、子供用の雑誌に付いていた付録を組み立てる時にいつも感じました、あの、「丁寧に作ってもきちんとできない理不尽さ」を思い出してしまいました。
それでも、手の平にのせ、台座ごとではありますが、ゆっくりと回しますと、鄙びた遊園地の小さな回転木馬に見えてまいりまして。BGMに、手回しオルガンの音がほしいところです。


鍵が抜けない



副題:誤挿入が招いた思わぬ窮状
今夜の出来事です。届け物がございまして、娘の事務所へ。ちょうど誰も事務所にはおりませんでしたが、鍵を一つ預かっておりますので問題なし。オートロックの建物ですので、まず入り口のロックを解除し、エレベーターで目的階へ。事務所のドアを開けようと鍵を鍵穴に挿し込んだ瞬間、「あ、違う鍵…」、と気付いたのですが時すでに遅し。キーホルダーに付けておりますのは現在8個。うっかり違う部屋の鍵を差し込んでしまったのです。簡単に抜けるだろうと思いましたら、ほんの先っぽだけしか入っておりませんのに、これが、びくともしないのです。困りました。引いてもだめ、軽く押して、引いてもだめ。右に回してもだめ。左に回してもだめ。鍵の角度を微妙にあれこれ変えて動かしてみましてもだめ。ああ、私ってなんてお馬鹿なのでしょう。あまり無理をして拗らせてもいけない、と自力解決は諦め、娘の携帯に電話。事情を説明すると、「24時間対応の鍵屋さんがあると思うから、そこに電話して来てもらうしかないでしょう」、と。携帯で娘が検索をした鍵屋さんにすぐに連絡。状況を説明。「わかりました、が、見てみないとなんとも言えない」とのこと。まあ、確かにそうでございましょう。世の中には鍵で困っている人が意外に多いようで、2時間ほど待ちましたが、作業員さん到着。娘の事務所の社長と娘に立ち会ってもらい、無事に(あっさりと)鍵を取り外すことができました。よかった!さすがプロ。鍵も鍵穴もまったく問題ないとのこと。少々お高く(1万円弱)つきましたが、よい勉強となりました。教訓、鍵穴にうっかり違う鍵を挿しこむと大変なことになる、こともある。