提案



クラシックのコンサートの楽屋見舞いは、お花以外の物を。

仕事柄、コンサートのお手伝いをさせていただく事が多いのですが、楽屋見舞いで一番多いのが何と申しましても花束、花籠です。多い時にはその数、数十個。楽屋はお花で溢れかえってしまいます。中には車で会場入りしていない出演者もおりますし、とても持ち帰れるものではございません。よしんば持ち帰ったといたしましても飾りきれるものでもございませんで。だいたい皆さん友人知人に配ってしまわれます。次に多いのが、甘い御菓子類。こちらも、甘い物を召し上がらない方もおりますので、あまりお薦めできません。では、何が喜ばれるのか?

商品券、現金でのお祝いが、本当は一番嬉しいのでしょうが、それはちょっと、と躊躇われる方も多いでしょう。そこでお薦めいたしますのは、ご飯になる物。身も蓋もないお話になってしまいますが、演奏家というのは出来るだけ多くの時間を練習の為に使いたいので、ご飯を作る時間が無い事も多いのです。しかも、ほとんどの音楽家は美味しいものが大好きな食いしん坊。という事で、御菓子ではなく、お食事になるような食料品。これが、多くのコンサートで裏方を務めさせていただいての結論です。

是非、楽屋見舞いはお花ではなく。


宝塚



以前、宝塚歌劇のファンでした頃に伺った話なのですが、宝塚の場合には、劇場周辺のお花屋さんと契約を結んでいるのだとか。まず、ファンから花屋さんに注文→花屋さんが出演者の楽屋にお花を届ける→どなたからどのようなお花が届いたかを確認したら花屋さんに引き取ってもらう→花屋さんは持ち帰った花束を再び商品として売り場に並べる。これが繰り返されるので、同じ花束が何回も行ったり来たりする、とのことでした。こちらも身も蓋もないお話ではありますが、確かに、宝塚のトップにもなりますと届く花束の数もはんぱな数ではございませんでしょうから、なかなか合理的なシステムかと。


CANON PIXUS MP710



プリンタ、スキャナ複合機、無事に届きました。玄関に置かれた箱のあまりの大きさに、父は「パソコン買ったのか?」と。本体も、驚くほどではありませんがなかなか立派なサイズです。それを箱から出し、設置をし、セットアップガイドに従って自力でセットアップ。自力で、は当たり前の事なのでしょうが、私にとっては初体験だったものですから、きれいにプリントアウトされた紙が排紙トレイに出てきた時には「きゃあ、嬉しい」。こうやって、何でも一人で出来るようになってしまうと、ますます縁遠くなるのでしょうね…。(大嘘)

顔料インクの漆黒。そう、私が求めていたのはこの黒です。