那須



錦繍の山々。画像は、那須御用邸の一部で、昨年一般公開されるまでは見ることができなかった場所だそうです。

寒いので山の散策はほんの少しにいたしまして、「那須ステンドグラス美術館」「オルゴール博物館」「エミールガレ美術館」へ。

中でも、エミールガレ美術館の展示は見応えてありました。なんでも館長さんは、日本人で唯一フランス鑑定人組合よりアール・ヌーヴォーの鑑定家の認定を受けている方で、国内の美術館にガレの作品を納めたり、鑑定をするお仕事もなさってきた方とのこと。

選りすぐりの作品はもちろん、ガレのデザイン画、様々なサイン(凝り性というか、ガレは作品に合わせてサインを変えているのです)、制作を依頼したドイツのガラス工房への指示を細かく記した自筆の手紙など、興味深い展示が多数。ガレ好きの方はぜひ一度。

そういえば、那須セブンイレブンは店舗の看板類があのお馴染みの色合い、赤、緑、オレンジ、ではなくて、全て落ち着いた茶系なんですよ。なんでも御用邸にいらっしゃる天皇陛下に配慮してのことだとか。