バードコール・美ら海水族館・豊年祭・台風接近



28日。海洋博公園、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園でバードコール作り。ピヨピヨ、ヒヨヒヨとたいへん良い音色。その後美ら海水族館マナティー館へ。

夕方からは、訪れてみたいと思っておりました備瀬地区のお祭り、神事、豊年祭へ。備瀬地区最大のお祭りだという「豊年祭」。豊年祭とは豊作、五穀豊穣を祝うお祭りとのこと。

4年に一度開催されるこのお祭りでは、古典舞踊や狂言、歌劇、組踊り等々、多数の演目が特設ステージで披露されます。

この日はちょうど台風17号が沖縄に向かっておりまして、翌朝にも暴風圏に入る、というあいにくの予報。

小雨ぱらつく中始まったお祭りはなんとも良い雰囲気。まず広場では沖縄民謡に合わせ、思い思いの衣装を身にまとったいくつものグループが沖縄民謡に合わせて、踊る、踊る。

司会のおじ様が司会をしながらサビを歌ったりもして、ゆるゆるとした雰囲気でお祭りは進んでまいります。広場を囲むようにして張られたテント。客席はずらっと並べられたビールケースとその上に置かれたベニヤ板!

いよいよ特設ステージでの演目が始まるという頃にはもうずいぶんな雨降り。ここで驚いたことに、司会のおじ様の「ステージ前にテントを移すぞ」の一声でなんとテントの大移動開始。若い衆がさっと出てまいりまして大きなテントの柱を持ち、観客はおじいさんもおばあさんも、大人も子供も、それまで座っておりましたマイビールケースとマイベニヤ板を持ち、ザザザザッ…と観客ごとテントが移動。見たこともない光景が展開。もちろん私達も移動♪

広場の周りのテント、プラス、倉庫から出して張られてものも含め、舞台前にテントが見事に整列。一息ついたところで、いよいよこの日のメインの演目が開始。

言葉の意味はよくわからないのですが、歌われる民謡と、三線の音色。美しい衣装。そしてゆったりとした踊り。素敵過ぎます。

ところが三つ目の演目が始まる頃にはいよいよ激しい雷雨に。地元ではなく、ホテルへ戻らなくてはいけない私達は「これ以上いたら帰れなくなるかも、危険」と判断。タクシーを呼び、残念ながらお祭り会場を後に。

次の豊年祭はまた4年後。ぜひゆったりと参加をさせてていただきたいです。