慈雲山 光宗寺



5月末に予定しておりますライブの下見を兼ねて岐阜へ。お寺の本堂に泊めていただく、というなかなか経験をしてまいりました。

東京よりも少し気温が低いのか、桜がまさに満開。岐阜は穏やかで美しい処でした。

岐阜へは孫一、孫ニも同行。数百年の歴史を持つお寺の本堂ともなりますとさすがに色々いらっしゃるようで、夜、孫ニが、窓の外と、天井の隅を2ヶ所ほど指差しながら「怖い、怖い」、と半べそ。幼子にしか見えない何かが見えておりましたのでしょう。

「大丈夫。誰が来たのかな、可愛い子が来たな、って見に来ているだけで何もしないから大丈夫」、と抱きしめてあげると少し落ち着き、眠りに。翌朝、目覚めて同じヶ所をすぐに見ておりましたが、ほっとしたような笑顔を浮かべておりました。見えないものが見える。2歳ぐらいまでは、よくあるようです。

岐阜でご馳走していただいた美味しいうなぎ。蒸さずに焼きあげ、まわりはかりっと香ばしく、中はふんわり、の関西風。肝焼きも白髪葱を添えた塩焼きと、生姜を添えたタレの2種類あり、どちらも美味でした。

岐阜にはガイガーカウンターを持って行ったのですが、0.12μSv/hと東京よりも高くて驚きでした。これは東京電力の事故の影響ではなく、岐阜は以前より「自然放射線」の平均値が全国で一番高い場所なのだそうです。

住職には色々なお話を伺いましたが、その一つ、長良川の鵜飼について。鵜匠は観光で生計を立てているという印象を持っておりましたが、『宮内庁式部職鵜匠』として皆さん安定した高給取を得ているのだそうです。知らなかったー。鵜飼。一度見てみたいです。
御料鵜飼 - 宮内庁