SPYRO'S



お世辞を言ったから、ではなく、疲れから歯が浮いているこの一週間。昨日、今日、と仕事はあるものの子守のオファーは無く夜は自由の身。本来ゆっくり自宅で休むべきなのでしょうが、ここしか休みがないということもあり両日共、友人知人と会う約束を。
今日は六本木のスピローズで友人の誕生祝いの食事会。店員さんも「マニアック」だと言うギリシャ料理をいただいてまいりました。ギリシャを訪れたことはないのですが、日本ではこれまで経験したことのない味、香り、食材、を満喫。
お祝いの席ですので一杯だけ自分に許すことにいたしまして、食前酒にギリシャのリキュール「ウーゾ・オレンジ」を。
本日の前菜盛合わせは、“ドルマダキア”という、ブドウの葉のご飯包み、“マリネオリーブ”など。葡萄の葉、生まれて初めて食べました。次いで、キプロス産のハルミチーズをこんがり鉄板焼きにした“サガナキ”。春巻きのような姿の、エビ・カニ・ホタテのクリームパイ“シェルフィッシュパイ”。濃厚なフェタチーズとオリーブとたっぷりの新鮮野菜“ホリアティキサラダ”。タラのビール衣揚げ・マッシュポテトとガーリックのソース“バカリャロス”。ギリシャではタラは「バカリャロ」。レストランで「ばかりゃろ!ばかりゃろー!」と言われても決して怒ってはいけないとのこと。“ポークスブラキ”は豚肉の串焼き。“ジャジキ”というヨーグルトとキュウリのディップが添えられ、これを焼きたて熱々のピタパンに付けて食べてもとても美味。
デザートはとても美味なのですが、意表を突くカラメルソースの苦みに最初くしゃみまで出てしまった、“ギリシャのハチミツプリン”。そして、カップに残ったコーヒーの粉に水気があるうちにカップを逆さまにして、内側に流れたコーヒーの形や模様が何に見えるか?で過去・現在・未来が占えるという、ギリシャコーヒー。
私は来年どのような年になるのか教えて欲しいと念じて占ったところ、蝶の形に。結果は、「フツウの友人?それとも親友・恋人に?みきわめて!」とのこと。しっかり、見極めたいと思います。
デザート以外の料理写真はこちらに。Twitpic