沖縄疎開



娘と孫二人は3週間。途中交代で婿が1週間、私が2週間。東京電力に汚されてしまった東京から沖縄に短期間ですが疎開してまいりました。
今回滞在をいたしましたのは、娘が見つけたロングステイプランのあるリゾートホテル。和室の付いた広々とした部屋、こぢんまりとしたキッチン、冷蔵庫、食器、調理セットが用意され、コインランドリーで洗濯ができ、海の見える広いベランダに干すことができ、温泉あり。そして、那覇空港ホテル間の送迎、買い物バス、ビーチバス、など日々の買い物、観光に大変便利なシャトルバスが充実しているというのもこのホテルに決めて大きな理由でしたが、これが大正解。
車がないと身動きができないという沖縄で、レンタカーを借りることなく何不自由なく長期滞在することができました。バスのドライバーさん、本当にお世話になりました。
基本の過ごし方は、朝鳥の囀りで目を覚まし、部屋で沖縄の新鮮な食材で作った朝食。そして午前の買い物バスに乗ってスーパー・サンエーでどっさり買い物。棚には安心な食材、珍しい野菜がぎっしり。ゆし豆腐という豆腐も必ず売られているのですが、熱々できたての豆腐は濃厚な大豆の味わいと香り。買って帰ってすぐに軽く水気を切り醤油とシークワーサーの果汁をきゅっと絞って食べてもよし、鍋に移して味噌味で食べてもよし。驚きの美味しさ。
お迎えバスでホテルに戻り、時間がある時はプールに入り、部屋に戻って昼食を食べ、おやつと飲み物持参でエメラルドビーチへ。午後はたっぷりビーチで遊んでホテルに戻って温泉へ。夕食を作って食べ、遊んで、就寝。
これにオプションで、ホテル近くの海洋博公園、おなじみ大水槽の美ら海水族館、咲き乱れる花々が見事な熱帯ドリームセンター、侮れない展示内容の海洋文化館、プラネタリウム、私と娘は三線教室、アダンの葉を使ったクラフト教室、孫一は“うちなー菓子職人教室”でちんすこう作り、水牛のふくちゃんがひく牛車に揺られて巡るふくぎ並木、地元のおじさまばかりのソーキソバ屋さんでランチ、古民家でいただく島豚アグー陶板焼きの夕食、夕暮れの備瀬ビーチで花火、などなど。
この、澄んだ空気も透明な海も、濡れても安心な雨も、子供に触らせることのできる土も草木も、大切に守らなくては。