東京国立近代美術館




アーカイブの構築のお勉強を一緒にいたしましたメンバーが全員集合。東京国立近代美術館で開催中の、「パウル・クレー/おわらないアトリエ」展、「路上」展、を観てまいりました。
クレーってこれほど人気があったの?!と驚きの混雑ぶり。展示の後半は回遊魚のように会場内を順路に沿って流されていくような会場構成になっているのですが、素直ではない私は気になった作品があるとそちらへふらふらと泳いで行ってしまい流れから外れることしばしば。最後は出口がどこかもわからず立ち尽くしておりましたら、アーカイブのメンバーを発見して合流、なんとか会場外へ。
小粒でピリリの展示、「路上」のキュレータートークにも、こちらもびっくりの50名近い参加者があり、キュレーターさんが想像を超えるあまりの集まりっぷりに絶句する場面も。
2つの展示を堪能。美術の教科書でおなじみの作品も並ぶ常設展を観たり、カフェで昼食をとったりお茶をしたり、と今日はなんやかやで10時半から18時まで近美で過ごしたことになります。どっぷり近美の一日。
帰宅いたしまして夜。ちょうどこの日の『美の巨人たち』はパウル・クレーの特集。今日、展示を観て、U先生に説明をしていただいても今ひとつ理解できなかった「油彩転写」という技法について解りやすい解説がありすっきりいたしました。