展示終了



展示、無事に終了いたしました。
今回は、データが主役であること、什器の問題、展示作業スケジュールの関係などもあり、開いた絵本は少なかったのですが、ただ絵本を展示するだけではない、私にとりましても貴重で楽しい経験となりました。
自分のコレクションをデータ化し、日本におけるクバシュタの出版物について調べるきっかけとなっただけではなく、リスト化した時の空白欄についての考え方、記録と記憶の擦り合わせにより生じる自分の中での驚き、など、このワークショップに参加したことによって今までとはまったく違った物の捉え方ができるようになったように感じております。
また、指導にあたってくださった先生方、一緒に学んだグループのメンバー8名の団結の固さがあればこその濃密な展示であったかと思います。
会場内を歩いておりましても、他のメンバーの展示をまるで自分の展示であるかのように誇らしげに解説している姿を何度も目撃。グループでの展示において、自分以外の展示について全員がきちんと理解をして説明ができるなどということは、そうそうある事ではないであろうと。