備忘録



K大学でアーカイブ構築のお勉強。思っておりましたよりもずっと難しくて苦戦しております。
でも指導をしてくださる先生二人のお話しが素晴らしく楽しいのです。
絶対に明日には忘れているので覚えていることを羅列。

アーカイブとは出来事を運ぶ、マテリアルを運ぶ籠である。
アーカイブとは固有性を剥奪した上で平坦にならし、資料とすること。
分類は実はこの世界を経験するためにベーシックなこと。
完璧なアーカイブというのはあり得ない。必ず誰かがすでに選別している。
『全記録』というのは決してあり得ない。必ず欠落、空きがあるはず。
失敗しがちな例→有名な作家ごと、様式別に分類をする。
アーカイブの基本は時系列。時系列の無機質さ。
白手袋は儀式。恣意性とリアリティー。布置。腑分け。藤田嗣治の秘密。草間弥生呪いの手紙。
ミイラを包む布の脆さ。河原温のI GOT UP。エフェメラ。ゲッティ・センター。コンセプチュアル・アート

ああ、もうすでに間違って理解、記憶をしているかも。さて、宿題はヴァルター・ベンヤミンベンヤミン・コレクション2『模倣の能力について』を読むことと、展示を見据えた各自のアーカイブのデータ化開始。脳が…。