Lawry's The Prime Rib Tokyo



良く通る道沿いにあり、娘や知人から話を聞いて一度訪れてみたいと思っておりましたレストラン、ロウリーズ・ザ・プライムリブ/Lawry's The Prime Ribへ。
楽しかったです。今時あまり見かけない、ややバブリーな店構え。ロビーのソファーで待つこと暫し。ふかふか絨毯の階段を下り、見まわせば赤い天鵞絨のソファーや椅子が並ぶ店内はほぼ満席。平日ですのに、人気のお店のようです。
実はこの日は桐の下駄を履いておりましたものですから、絨毯が切れ、プライムリブの脂が染み込んだフローリングの床になった途端足元がつるつると滑ること滑ること。よくぞ転ばずに席に着いた、と心の中で自分に賛辞を。
サービスは笑顔たっぷり、Spinning Bowl Saladを作る様などもオーバーアクション気味でアメリカン、ディズニーランド風。
まずはスパークリングワインと共に前菜のクラムチャウダーとシュリンプカクテル、そしてサラダ。メインのプライムリブは娘から一番小さなトーキョー・カットで十分とのアドバイスがありましたのでそのように。ところが、140グラムのこのカットでもずいぶんな立派なサイズ。更に、付け合せのマッシュドポテト、クリームド・スピナッチ、クリームド・コーン、ヨークシャー・プディング、が半端な量ではありません。ホースラディッシュを添えていただくお肉は柔らかくてとっても美味なのですが、いかんせん量が多くて、しかもこの日は帯がみぞおちあたりを圧迫。うーん、楽なワンピースで来れば良かったわ、と。
一番小さなカットでもびっくりですのに、こちらのお店で最大のビーフボールカットは1キロ超えとのこと。有り得ません。プライムリブをカットできるのは金メダルをしたシェフのみ。毎月試験もあって、どのサイズでも10グラムと違えずカットできるとのこと。ほほう。
ということで、お肉と付け合せは少し残してしまったのですが、デザートはきっちりいただき満腹、大満足。おご馳走さまでした!
という話を娘にいたしましたら、なんと娘も翌日ランチで行ってきたとのこと。ランチですともう少し薄いカットもあるのですって。次回はランチに訪れてみようかしら。お肉が食べたい!という気分の時に。