六本木アートナイト 2010



コアタイムが3/27(土)の日没(17:58)から3/28(日)の日の出(5:34)という都会な時間設定の『六本木アートナイト 2010』。
風邪もだいぶ回復いたしましたので、ミッドタウンでガイドブックを2冊入手して娘のところへ手伝いにまいりますと、孫一がすごい食いつきっぷり。ガイドブックを広げて「読むー!」、「うわあ、どうするー、怖いねー」、と大興奮。1時間ほども飽きずに読んでおりますので、「K、おばあちゃまと一緒にこれ見に行く?」と訊くと三国一の怖がりの孫は、急に顔が暗くなり「行かない」、とぼそり。それでも、「怖くない。大丈夫。もしも怖かったら、おばあちゃまが絶対に守ってあげるから。大丈夫だから、行こう。」と言いますと、真剣な顔で「行く…」。よし、行きましょう。
20:30からミッドタウンの芝生広場で胞子ボール(※画像)の配布があるというので、それに合わせて出発です。芝生広場に着きますと、すでに大行列。それでも配布が始まりますと列の進みは早くあっという間。太古の裸子植物を模した『アルゴス』やらなにやら、大きなオブジェがプカプカ浮いておりますが、怖がりもせずに「ピッカピッカボールー♪」などと上機嫌で歌っております。凄い、強くなってきたではありませんか。無事、胞子ボールを入手。
赤いLEDをピカピカ点滅させながら、ミッドタウンの巨大ショートケーキや(触ってみました!スポンジ部分は本当にスポンジの手触りなのです)、六本木の街中に展示された玩具のお城や大きな警察官などのオブジェを見つつ六本木ヒルズへ。
いよいよ、ガイドブックを見て「怖いねー」と言っておりました、体調13メートルの『ビフォア・フラワー』と対面。最初の5分は硬直し、話しかけても返事もありませんでしたが、怖いとも、帰る、とも言わず。すごいすごい、夏のイベントと比べましたら大進歩。
帰りに乗った無料シャトルバスが観光バスのような立派な大きなバスで孫一大満足。バスの中で、「楽しかった?」と訊くと、「楽しかったねー!」、と。よかったよかった。
娘の家に戻りましたら、東京は夜の10時。夜の六本木を二歳の子供を連れ回す不良祖母。楽しゅうございました。孫を送り届けた後、少しだけミッドタウンを散歩。風邪をひいていなければ、朝まで楽しみたかったのですが。来年は体調を整えてぜひ、夜通しふらふらしてみたいです。