ぶどうジュース



婿がスーパーで買い求めたブドウが、種ばかり多くて実が少なく、味も良くないとのこと。ぶどうが大好物の孫一も「もっと」と言わなかったというブドウ。試しに一粒つまむと、確かに。このままでは誰も食べませんでしょう。もったいないので、ジュースとジャムを作ることに。
粒を枝から外し、洗い、鍋に入れ、ひたひたの水を加え、ヨーグルトのおまけの粉砂糖を3袋ほど。10分ほどぐつぐつ煮ますと、鍋の中はとろとろの紫色に。これをざるで濾して冷ませばジュース。ざるにのこった皮と実をゴムべら濾して少し煮詰めればジャム。
出来たてのブドウジュースに氷を浮かべて飲めば、ああ、これが元は美味しくないブドウだったとは信じがたい、うっとりするような美味しさ。ジャムも軽くトーストしたバゲットに付けて食べれば、ああ幸せ。
味の良くないブドウを入手されましたら、いえ、探してでも、是非お試しを。