譲り合いの心



赤坂駅のホームからエスカレーターに乗ろうといたしましたところ、ちょうど横から現れたエンジ色のベレー帽を被った可愛らしい小学生の女の子と搗ち合ってしまいました。
先に行かせようと立ち止まりますと、その子も立ち止まり待っているではありませんか。「どうもありがとう」、と先にエスカレーターに乗りながら、幸せな気分に。最近、同じような状況になりましても、ほとんどの人が我先にと横から割り込むようにして入ってくるものですから、このようにきちんと譲ることのできる、しかも小学生がいることがとても嬉しくて。孫たちにもこういう子供に育ってほしいと思います。