CIRQUE DU SOLEIL  ZED



今年の母の日の娘からのプレゼントは、シルク・ドゥ・ソレイユのチケットとのこと。まあ嬉しい!これまで、多くの友人知人から「一度は観ておいた方がいい」、と勧められながら、なかなか機会が持てずにおりました。母の日から二週間遅れではありましたが、スケジュールが合った今日、娘と二人で観てまいりました。
会場は、東京ディズニーリゾート内に建てられました常設シアター、『シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京』。
待ち合わせて一緒に舞浜へまいりまして、まずは駅からシアターまでの通り道となるイクスピアリにございます、アラン・ウォンズ/Alan Wong'sでランチ。
席に付きますと、ちょうど窓の外ではミッキーとミニー立ち会いのもと、結婚式の記念撮影中。おお、なんと新郎はシンデレラの王子様のよう、な出で立ち。
プリフィクスで、「ホットカリフォルニアロール」、「ショートリブのブレゼ カレーシチューソース」、「スリー スプーン オブ ブリュレ」など、7種類の料理とデザートをいただき、お腹いっぱい。

イクスピアリ内のいくつかのショップに立ち寄りながら会場へ。驚きましたのが、平日の昼間、しかも昨年10月から続いているロングラン公演だというのに、場内は大入り満員。インフルエンザ騒動もどこ吹く風。
シルク・ドゥ・ソレイユ (フランス語で太陽のサーカス)は、1984年にカナダで20人ほどのパフォーマーによってスタート。現在までに100都市以上で公演、7000万人以上もの人々を魅了し続けているとのこと。
サーカスとは申しましても、動物は一切登場せず、人間の才能、身体能力、アクロバット、ダンス、照明、衣装など、その美しさと芸術性を楽しむショー。タロットカードにインスパイアされたというキャラクター達を演じるのは、世界中から集められた、元オリンピック選手、トップダンサーなど多彩なアーティスト達。
良いとは聞いておりましたが、これほどとは思っておりませんでした。観ておりましてなんですか、人の体というのは、これほどまでに美しいのだわ、こんな凄いことができるのだわ、人間って凄いわ、と嬉しく。日々どれほどの訓練を積み重ねておりますのやら、パフォーマー達の限界に挑む心意気が観客にも伝わってまいりまして胸が熱く。このZEDの為に作られたシアターだけあり、背景、宙吊り、照明、音楽、奈落の使い方など、どれも素晴らしいもの。
いやあ、本当に良いものを見せてもらいました、という印象です。素敵なプレゼントを、どうもありがとう。