Un Dimanche à la Campagne



念願が叶いまして、ようやく訪れることができました。岡山にございます、『ホテル 田舎の日曜日/Un Dimanche à la Campagne』と、『現代玩具博物館』。
訪れたことのある知人からは、「とても素敵なところ。aquioさんの哲学が凝縮した場所」、と伺い、以前より一度訪れてみたいと思っておりましたが、なにぶんにも東京からは余りに遠く、これまでなかなか機会を持つことができずにおりました。
まず東京駅から新幹線で姫路。そこから智頭急行、特急スーパーはくとで大原。駅へは奥様が車で迎えに来てくださり、山の上のホテルへ。ホテルの玄関ではaquioさんのお母様がお出迎えを。なんでも、二日前には、ドイツ旅行の折の仲良しグループのメンバー、ロンドンのFさん、組み木デザイナーのOさんも博物館とホテルを訪れたとのこと。滞在いたしました二日間、10名定員の宿に、それぞれ10名、12名とフル稼働。
まずはリビングでお煎茶をいただきながら宿帳に記帳。一息つき、見まわしますと、思わずため息が出るほど美しい空間。おそらく素敵なところなのであろうとは想像しておりましたが、想像しておりました以上の素晴らしさ。ダイニング、読書室、バー。置かれておりますのは、aquioさんの優れた審美眼によって選ばれた物たちのみ。本、おもちゃ、からくり人形、オルゴール、アンティークの飾りや置物、きれいに額装された三人の息子さん達の子供の頃の作品、そしてボトルに封印されたたくさんの想い出。
とても静かで落ち着く、なんとも居心地のよい場所。