ぐーちょきぱー



孫のもう一つのブームが「ぐーちょきぱー」の手遊び。こちらのブームは長く続いておりまして、もうかれこれ3月ほどになるでしょうか。「ぐーちょきーぱーで、ぐーちょきぱーで、なにつくろー♪」というあの歌です。
例えばお箸や薬のチューブのように、危ないものを持って悪戯をしている時など、「それはだめよ、離しなさい」と言ってもなかなか言うことをきくものではなく、強引に握った手から取ろうといたしますと、「むきーっ!」、と怒って泣くのですが、これが「はい、パーして」、と言うと素直にぱっと手を開いて渡してくれるのです。が、ここからが大変。
「よし、あれだな!」というようにきらっと目が光り、両手をグーにして構えてこちらの目を見つめながら、「ん!(訳:準備できたよ!)」、と。これは「ぐーちょきぱー」開始の合図なのです。「ぐーちょきぱーで、………みぎてがグーで、ひだりてがパーで、ヘリコプター、へりこぷたー♪」、と終わると、孫は満面の笑みを浮かべ、拍手で上手!と自分を褒め、そして、人さし指を立てて「ん!(訳:もう1回!)」。最低でも5クールほど遊ばないと満足いたしません。
悪戯をやめさせるのにも、時間がかかるものなのです。