『ドイツ木工マイスターに受け継がれる匠展』



この時期の銀座の風物詩とも言えるミキモトのクリスマスツリー。お店の前は記念撮影をする人でいつでも黒山の人だかりですが、店内に足を踏み入れたことがある方というのはぐっと少ないのではないでしょうか。
そのミキモト本店の6Fにございますミキモトホールで開催中のイベント。
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会場は撮影禁止とのことで、画像は受付でいただいてまいりました案内のハガキから。この木製のシャンデリアが、家にも是非一つ欲しいわあ、と思ってしまうほどなんとも素敵。ケースの周りをぐるぐる回って見ましても見飽きることがございません。
今回展示されております玩具達を見たいと思いましたら、本当でしたらまず成田へまいりまして飛行機と電車とタクシーを乗り継いでドイツの東の端、チェコとの国境に近い小さな村、ザイフェンまで足を運ばなくてはいけません。それでも博物館に大切に収蔵されている品とのことですので見ることはできないかも。今後銀座で、日本で、見るこのとのできる機会はもう訪れないかもしれません。
ミキモトはお上品な社風もあってかあまり大々的にホールでのイベントの告知をせず、限られたお客様に案内状を送るだけとのこと。インターネット上でもほとんど情報が出てまいりませんでした。私がまいりましたのは始まってすぐの時期でしたが、会場ではこれまたお上品な年配の女性が数名静かに鑑賞されておりますだけ。入場は無料。大切に受け継がれてきた貴重な玩具を、ゆったりと見ることができる機会かと。会期は25日までですのでもう何日もございませんが、木の玩具がお好きな方は是非。