毛皮のコート



そろそろロングのファーコートをなんとか着こなせる年齢に達したのではないかしらと、母のミンクのコートを譲り受けることに。ぐっと冷え込んだら着てみましょう、ととりあえずクローゼットに保管中。
今日、マンションのエレベーターに娘と乗り込みますと、先客の男性がなんと長めのミンクのコートをお召し。東京でもさすがにミンクのコートを着た男性というのは珍しいので思わず後姿に見入っておりますと、突然振り返られたものですから、思わず目と目が。男性が降りた後、娘:「奥さんのコート、借りて着てきちゃったのかな?」、私:「いやあ、自分のコートじゃない?なんとなく目が、何見てるのよおっ!って言いたげだったわよ」、娘「へえ、実はお姉だったのかもね。うん、そんな感じだったかも」、私:「私も例のミンクのコート着てたりしないで良かった。エレベーターで被ったりしたらちょっと気恥ずかしいわよね」、娘:「うん、私もフォックスのコート着てたら…」、私:「エレベーターの中、全員でファー着てたりしたら、なんだか動物園みたいだものね、わはは」。