デュプロ



娘から電話で、「おもちゃでデュプロってわかる?保育園の先生から、K(孫)がそのデュプロの小さなパーツを上手に繰り返しはめて遊んでいて凄い、って褒められちゃったんだけど」、と。デュプロというのは聞き覚えのない玩具でしたので調べてみましたところ、やや大振りのレゴブロック、とのこと。そう、もうブロックで遊ぶようになったのですか。やはり男の子は教えなくても、自動車、ブロック、とくるのですね。
ただ、話をする気はまったくないようで、たまーに「あーあ、落ちちゃった」などと呟いてみてはいるものの、「ママ」も「パパ」も言わず、普段はほとんど「あ」のバリエーション。それを取っての「あ」、もっと食べたいの「あ」、早くしての「ああ」、悪戯させろ、の「あああああーーーー!!!」。あとは、電話に出たときの「おお」と、怒りを表す時の「なーなーなーなー!」。
この「なーなー」がちょっと面白いと思っているのですが、「ノー」、「ノン」、「ナイン」など、だめなことを表す言葉が「N」の音の国というのはとても多いように思うのです。考えてみましたら、日本でも、「な…そ」のように動作を禁止する意を表す「な」、や、「泣くな、するな」の「な」、などがあるように、「な」は人がダメだと感じた時に自然に出る声なのではないかしら、と。