初めてのお迎え



すっかり回復した孫は、月曜日から保育園へ。今日は娘がどうしてもの仕事とのことで、初めて、孫を保育園に迎えにまいりました。
園庭の前まではたどり着いたものの、保育園の入り口がわかりません。以前は入り口であったらしき門は閉鎖中。ちょうど園庭で遊んでいた男の子達に「ねえ、保育園の入り口ってどこにあるのかしら?」と訊ねると、大きな声で「あのねー、そこをこういって、まっすぐいって、ぐるっとこうやっていったとこにあるー」、と親切に教えてくれます。みんな、ありがとう。
それでも更に迷ってしまい、お迎えらしきお母さんを見かけて付いて行き、やっと到着。『〇〇保育園』との表示もございませんし、部外者の侵入がないよう、わざと入り口を分かりにくくしてあるのかしらとも。
先生方にご挨拶をしつつ、孫のおります〇〇〇組の部屋へ。いたいた。先生に見守られながら、一心に車の玩具で遊んでおります。声をかけてもすぐには気付かないほど。何度か名前を呼び、振り向いた瞬間、いつもの“抱っこのポーズ!”。玄関へ向かう途中、あちこちの部屋から先生方が、「わー、K君のおばあちゃまですかー!いいわねー、今日はおばあちゃまのお迎えで。K君、ばいばーい!」と声をかけ、手を振ってくださり、ああ、先生方が皆さん可愛がってくださっているのだわ、ということが伝わってきて嬉しく。
そして帰り道。驚いたことに、保育園を出ましてからすぐに、孫が「家はこっちだよ」とでも言うように進む方向を指差し続け、部屋のドアを開けて中に入るまでずっと、道案内をしてくれたのです。私がちゃんと保育園から家まで帰れるのか、心配だったのかしら。