1升餅



先ほど受け取ってまいりました、予約をしてありました、赤坂・塩野の一升餅。大きな丸いお餅。鮮やかな寿の文字は紅花で書かれているとのこと。
私も一歳の時に白羽二重の綿入れの着物姿に大きなお餅を背負った写真が残っておりますし、娘もやはりまったく同じ姿の写真がございます。何をされるのか解らぬままに、突然重い餅を背負わされ、カメラを向けられ、笑顔を求められ、あまりの重さに耐えかね、半泣きになったところでようやく、背負ったお餅を下ろすことを許される。皆、この試練とも言うべきイベントを通過して育っているのかと思いましたら、地域によるのだそうですね。
通常、風呂敷、三尺などで背負わせるのですが、ちょうど古い紫の風呂敷がございましたので、負ぶい紐のような餅背負い紐を作ってみました。あとで孫がちょこっと遊びに来るようですので、サイズが合うかだけ確認をしておくことにいたしましょう。