採血



採血の上手下手というのは、技術、経験の他にセンスも必要なのではないかと。通院しております病院は大きな病院ですので、血を採りまますのにも、名前を呼ばれた順に7、8人ずらっと並び次々採血。本当に蚊のように上手な看護師さんがいるのですが、そのおば様に当たる確立は七分の一ほど。今日は姿が見えず、残念。
そして当たった看護師さんはなんとなくまだちょっと慣れていない様子。「はい、ちくっとしますよー」と刺された瞬間、(あ、痛い)。やはり出血多め、内出血の痕も残ってしまいました。もしも指名ができるなら、指名料がかかっても上手な看護師さんに採血していただきたいところです。
その流れ作業のような採血を見ていて気付きましたのが、看護師さんのする、まるで蝿のような仕草。採血をする前に、薄手の手袋をした両手をすりすりするのです。気合を入れている?ほこりを落としている?どうにも気になり、質問をしてみましたところ答えは、アルコールを飛ばしている、とのこと。消毒をする時にどうしても指先にアルコール分が残る。そしてそのまま注射器を持つとつるつる滑と滑ってしまうのだそうです。で、皆さん両手をすりすり。なるほど、納得。
採血の結果も、エコーの結果も良好。I先生は、「いいですね。だいぶ健康な状態になってきたということですね」、と。え、もうとっくに自分では健康だと思っておりましたが、お医者様からみましたらまだまだ、だったのですね。引き続き、気をつけます、言われなくてもお酒は飲みません。今回初めて、I先生から「飲まないでね」という注意がありませんでした。やっと、自制心のある人間(?)だ、と認めていただけたということでしょうか。
そうそう、エコーの検査をしている時に、「お腹に脂肪がたっぷり付いていると写りが違うものですか?」と質問をしてみましたところ、(質問の多い患者です)、「そうなんです!ぜんぜん違います。脂肪が多い方は、見たい部分が遠くにある、という感じでなかなか上手に写らないんですよ」、と。たっぷり脂肪を蓄えている方、ご注意あそばせ。
帰りに寄り道をいたしまして岡埜栄泉であれこれおやつを買い求めてましてから帰宅。画像手前は茶まんじゅう。黒砂糖が少々重く感じられまして、やはり私は薯蕷饅頭が一番好き。子供の頃は少しも美味しいと思わなかった薯蕷饅頭がこんなに美味しく感じられる。この味わいがわかる年齢になった、ということでしょうか。岡埜栄泉のお菓子を食べていて感じますのが、とても信頼できる味であるということ。長く持たせるためや、柔らかさを保つために添加物を加えたり絶対にしない。体によくない材料は絶対に使わない。実際に作業工程を見たことがあるわけではないのですが、このお店は絶対に大丈夫。そう思わせるお店、お菓子です。