譜めくり、と、たい菓子



そして今日、銀座のホールで今月二回目の譜めくりの仕事。
社長やスタッフ、舞台監督、ピアノの調律師さん達と、『譜めくりの女』の話で盛り上がりつつ、リハ、本番と無事終了。「映画に影響されておかしな気を起こすなよ」、と社長。大丈夫です。幸いなことにこれまでの人生で、復讐したいと思うような人は1人も存在いたしませんので。
今日はお昼の公演。終演後、明るいうちからスタッフと一緒に社長に居酒屋であれこれ御馳走になり、解散してもまだ夜の7時。歩くのが辛いぐらいお腹いっぱいだったのですが、銀座三越の地下をふらふらしておりましたら、美味しそうなたい焼きの実演販売中。甘い香りと、焼型の美しさに惹かれ、買い求めてみることに。吉祥寺にございます、有職たい菓子本舗 天音(あまね)のたい焼き、いえ、たい菓子、とのこと。熱々焼きたてを買い求め、地下鉄に乗り込み、座って膝に乗せると、紙袋越しに熱が伝わってまいりまして熱い熱い。娘のところに持っていって皆で一緒に食べようと3つ買ったのですが、娘に電話しても出ず。仕方ないのでそのまま家に持ち帰ったのですが、満腹で食べられず。明日食べることにしましょう、と思っておりましたところ、娘から電話があり、「爆睡してた。食べてみたい。」というので明日届けて一緒に食べることに。トースターで温めなおすと出来立ての味が再現できるとか。さてお味はいかがでしょう。
そういえば、商品を手渡す時に、私の前の人は2個、私は3個の注文だったのですが店員さんが少々混乱。個数の確認をされた時に、前の方はちゃんと「私は二つです」とおっしゃっておりましたのに、思わず私は「3匹です」。慌てて「三個です」と言い直したのですが、店員さんは微笑み頷きながら「三匹ですね」、と。鯛焼きというのは、なんとなく、一匹二匹と数えたく。