孫、床探知センサー装備



おとなしくて良く寝る子だった孫。ここにまいりまして少々変化が出てまいりました。
まず眠る時間がぐっと減ってまいりました。一緒に昼寝をするのが楽しみだったのですが、今では寝かしつけ、こちらがうとうとする頃にはもう目を覚ましてしまいます。更に、寝かしつけるのも大変に。眠くなるとぐずるので、「誰も寝てはいけないとは言っていないんだから、遠慮しないで寝なさいね」、と言っても目のあたりをごしごししながら、ふえーんふえーん。「しかたないわね」、と抱き上げ、そっと揺らして寝かせ、よし寝た!と布団の上に置こうとすると、まるで背中にセンサーが付いているかのように、ふぎゃー。「はいはい」、と再び抱き上げ、部屋をゆっくりと歩き回って寝かせ、ぐったり脱力したのを確認。まずは中腰、次いで立てひざ。もじもじっとするので、慌てて揺らして立っているふりを。なんとか再びぐっすり。ここからが一番の難関。少しずつ体から離し、腕を下ろし、そーっと床に、置こうとした瞬間、ぴくり、ふぎゃー。ええっ!?いままで寝息をたてて眠っていたじゃないの。ふぎゃーと泣いても、手で軽くとんとん、とされて眠るまで、これの繰り返し。
センサーの感度をもう少し低めに設定したいです。